大物ゲットか?

 

それは小さな・・・

 

 

 

 

「なつきちゃーん。ここだよ」

そう言って幸村が指さしたのは、小さな川だった。

なつきは川の様子を見て、ちょこんと座った。

幸村のおもりについて来たサスケも、なつきの隣に座る。

「こんな川で釣れるのかよ?」

サスケが幸村に尋ねる。

「ここはなつきちゃんの為の釣り場だよ」

 

『私のため?』

「そう。なつきちゃんは初心者でしょ?」

 

『うん。』

「だからだよ」

にっこり笑ってなつきを見る。

なつきもにっこり笑う。

そして、

あ・り・が・と・う

そう、行ったのだ。

声はでていなかった物の口は確かにそう動いた。

その様子を見た幸村は

「なつきちゃーん!」

といって抱きつく。

サスケはその様子にビックリしたようで、幸村を凝視していた。

 

 

 

 

 

 

『なかなか釣れないなー』

なつきはそう書いた紙を幸村に見せた。

それを読みとった幸村は「う〜ん」と唸った。

「日が悪かったのかなー?」

「他の場所にしねーか?俺、スッゲー暇なんだけど」

サスケは釣りをしていなかった。

竿がないのと、釣りは面白くないからだそうだ・・・。

 

『サスケは釣りしないの?』

なつきはサスケに向かって問いただした。

「釣りの何処が面白いんだよ?」

 

『さぁ?』

「お前も分かってねえんじゃねえか・・・」

カキ カキ

『そうだね』

「そうだねって・・・おい」

サスケは何とも微妙な顔をした。

「二人とも・・・漫才みたいだね・・・」

 

『幸村兄さん、酷い・・・・』

「あ、ごめんね」

そう言って少し苦笑した。

 

 

「全然釣れねぇな・・・」

「そうだね・・」

『はぁ・・・』

あれから1時間はたっただろうか・・・?

なかなか釣れない。

なつきとサスケは暇なのか、よくあくびをしていた。

『場所を変えよう・・・?』

「うん」

「賛成」

 

そしてなつき達は場所を変えたが結局日が悪かったのか・・・

1匹も釣れなかったそうです。

 

 

 

〜つ  づ  く〜

 

 

何だよこの落ちは・・・。

すみません。

後編につづきます。

 

 



感想があれば何か・・・。

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