月見夜








幸村が変だと気が付いたのは、ごく最近だった。
幸村の行動は何ら変わりないと思う。
しかし・・・どこか変だと直感的に思う。



「小助」
「何ですか?」
「幸村、最近変だと思わないか?」
「さー・・・どうでしょう・・・・変わらないと思いますよ」
「・・・・・ふーん」



小助や才蔵に聞いてみても、答えは同じだった。
幸村に聞いても多分、しらを切られるだけだろう・・・・。
「絶対何かある・・・」
しかし、ソレが何かは、分からない・・・。


「さーすけ」
声がして、サスケは顔をしかめた。
「んだよ?」
振り向かずに答える。
「お使いに言ってほしいんだー」
最後にえへへと、言いそうな雰囲気で幸村は言う。
「はい、これがお金と勝ってくる物のメモ」
「ちょっと待て!誰も行くとは言って・・・」
「今暇なのはサスケくらいだし・・・」
幸村に正論を言われ、サスケは仕方なくお使いをすることになった。



まずは酒だった・・・・。
幸村にとって必需品と言える物だろう・・・。
次はお団子だった。
本人は何に使うか全く分からず、とりあえず買う。
他にも色々あった・・・。
サスケにとって、
「何に使うんだよ・・・」
と言いたくなる物があったとか・・・。


「買って来たぜ」
どんっと、音を立てて物を置く。
「お疲れさま!」
「・・・・・こんな物、何に使うんだよ・・・」
「え?秘密」
語尾にハートマークがつきそうな勢いで幸村はにっこり笑う。
その表情にサスケは顔をしかめた。
「まー・・・今夜、分かるかな?」
「今夜・・・」





そして夜がやってきた。
サスケは今の今まで、幸村が何をたくらんでいるのか考えていた。
しかし・・分からない・・・。
「サスケ、幸村様がお呼びですよ」
「どこにいる?」
「そとですよ」
そう言われてサスケは、ゆっくりと外に向かった。






目の前に


大きな


『月』・・・・・









おわり・・・。



うわ・・・・久しぶりのKYO・・・・。
駄文だよ!駄文・・・。
ゴミ箱行きかな・・・?










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